2010年3月22日月曜日

CentOS rootユーザでのSSH接続禁止

(1)一般ユーザの作成
[root@server ~]# useradd hoge ← 一般ユーザhogeの作成
[root@server ~]# passwd hoge ← centosのパスワード設定
Changing password for user centos.
New UNIX password:  ← centosのパスワード応答
Retype new UNIX password:  ← centosのパスワード応答(確認)
passwd: all authentication tokens updated successfully.



(2)rootになれるユーザを制限(管理者のみ)する
# vi /etc/group の wheel に hoge を追加
wheel:x:10:root,hoge

wheel グループだけが root になれるように設定
# vi /etc/login.defs
SU_WHEEL_ONLY yes を追加

# vi /etc/pam.d/su
#auth required /lib/security/pam_wheel.so use_uid
の先頭の # を削除します。
auth required /lib/security/pam_wheel.so use_uid

これで root(スーパーユーザー)に変更できるユーザの制限が行えるようになりました。



(3)ルートのログイン制御
/etc/ssh/sshd_config内にあるPermitRootLoginです。
CentOSの場合は、 sshd_configにあらかじめデフォルト設定がコメントアウトされて書いてあるので、容易に見つけられると思います。

下記の行のコメントをはずして、noにします。
#PermitRootLogin yes

PermitRootLogin no
こうすることで、rootはいかなる方法でもSSHサービスにはログインできません。

SSHサービスをリロードします。
# service sshd reload

2010年3月7日日曜日

CentOSのディレクトリ構成

Windowsでフォルダと呼ばれているものを、Linuxではディレクトリと呼んでいます。Linuxのディレクトリ構成は、ツリー構造といわれルートディレクトリ(/)を頂点にしており、その下にサブディレクトリが作られ、階層化する構造になっています。

以下はCentOSのディレクトリ構成になります。

/---
bin バイナリのコマンド群
boot 起動時に必要とするファイル群
dev デバイスファイル
etc システムの環境設定ファイル群
home ユーザーのホームディレクトリ
lib 共有ライブラリ群
lost+found
misc
opt ソフトウェアの拡張パッケージ群
proc
root ルートユーザーのホームディレクトリ
sbin システム管理者が利用するコマンド群
sys
tmp テンポラリファイル群。再起動後に削除される。
usr さまざまなファイルを格納するための第二階層
var 動的なデータを格納する場所


【/bin】
一般ユーザーも利用可能なコマンドがあり、基本的な操作に欠かせないコマンドを格納するディレクトリである。

【/boot】
Linux の起動に関するファイルが置かれている。

【/dev】
Linux で使用するデバイスに適応するためのデバイスファイルが置かれている。

【/etc】
システム設定ファイルが入っているディレクトリである。

【home】
ユーザーのホームとなるディレクトリがこの下に置かれる。例えば、"testuser"というユーザーがいれば、/home の下に/testuserというディレクトリが存在し、ホームディレクトリとなる。

【/lib】
システムを起動するのに必要なドライバモジュールやライブラリファイル用のディレクトリである。

【/lost+found】

なんらかの理由で破損し、行き先不明となったファイルを格納する場所である。

【/misc】
ファイルシステムを自動的にマウントする仕組みであるautofsによって利用される。

【/opt】
追加アプリケーションを格納する場所である。

【/proc】
システムのプロセスを維持するための各種ファイルが置かれている。

【/root】
ルートユーザーのホームディレクトリである。

【/sbin】
システム管理用のコマンドが置かれる場所である。

【/sys】
sysfsのディレクトリである

【/tmp】
プログラムが動作するときに必要な一時ファイルを格納するディレクトリである。

【/usr】
各種プログラムが置かれる場所である。さまざまなアプリケーションやその設定ファイル、ライブラリを格納する。

【/var】
ログ、メール、プリントスプールなどのいろいろなシステムファイルが格納されるディレクトリであり、追加・更新など日常的に内容が変化するファイルが置かれている



さらに、

├ media
├ mnt
├ net
├ selinux
├ srv



【/media】
CD-ROMやフロッピーディスクなどの外付けメディア用のディレクトリである。

【/mnt】
CD-ROM やフロッピーディスク、他のOS のパーティションなどをマウントする場所である。

【net】
/miscディレクトリと同様に、ファイルシステムを自動的にマウントする仕組みであるautofsによって利用される。

【/srv】
HTTP,FTPなどのサービス用のデータが入るディレクトリである。





2008年11月24日月曜日

MySQLに郵便番号データ(KEN_ALL.CSV)をインポートする方法

KEN_ALL.CSVを適切な文字コードに変換しておく。
変換方法は、http://jazz4no.blogspot.com/2008/11/phpmyadmincsv.html を参照


コマンドラインからMySQLにアクセス。
以下のコマンドでインポート。

LOAD DATA LOCAL INFILE '/path/KEN_ALL.CSV'
INTO TABLE `zip`
FIELDS TERMINATED BY ','
OPTIONALLY ENCLOSED BY '"';

/path/ は自分の環境に合わせて変更する。
ちなみに、私の場合は、E:/xampp/mysql/ken_all/KEN_ALL.CSV

PHPMyAdminで、CSVファイルを文字化けさぜずにインポートする方法

Myadminのインポートの際に一番起きうる症状は、以下の2点かと思います。
・「CSV 入力のフィールド数が不正です (行: 1)」の表示が出て、インポートできない
・インポートしたのはいいが、文字化けしている。


もちろん、CSVで記録されているフィールドの数が、テーブル内のフィールド数と合っているにもかかわらず、です。それでは、対処方法を紹介します。

① まず、インポートしたいCSVファイルのファイル名末尾の.csvを.txtと替え、秀丸でファイルを開いて下さい。
② 秀丸のメニューボタン「ファイル」→「エンコードの種類」を選択。すると、エンコードの種類が選択できます。現時点では日本語(Shift_JIS)が選択されていると思います。これを、希望の文字コードに変更して下さい。今回はUnicode(UTF-8)に変換しました。その際に

「エンコードの種類が切り替わりました。操作を選択してください。」
1)ファイルを読み直す
2)内容を維持したまま適用
3)キャンセル

と、警告ウィンドウが表示されたので、「2)内容を維持したまま適用」を選択し、保存。

③ 先ほど.txtに変えたファイル名末尾を.csvに替えて下さい。これでExcelファイルに戻ったのですが、ファイルを開いて見て下さい。レコードの中身が日本が文字化けしていると思います。

ここからインポートの手続きに入ります。

④ テーブルを選択して、「インポート」を選択して下さい。
⑤ インポートするファイルを、「参照」ボタンから指定。
⑥ 「部分インポート」は、とりあえずそのまま。
⑦ 「インポートするファイルの形式」は、「LOAD DATA する CSV」を選択し、オプションの中身の「フィールド区切り記号」を「,」(カンマ)に変更。
⑧「実行する」を押します。

2008年10月28日火曜日

ターミナルからのtar.gz圧縮と解凍











































拡張子 種別 コマンド指定方法
tar 圧縮 tar cvf xxxx.tar ./xxxx
解凍 tar xvf xxxx.tar
gz 圧縮 gzip xxxx (xxxx.gzが出来上がる)
解凍 gunzip xxxx.gz
Z 圧縮 compress -vf ./xxxx
解凍 compress -d xxxx.Z

uncompress xxxx.Z

zcat aaa.Z > ./xxxx
tar.gz 圧縮 tar cvzf xxxx.tar.gz ./xxxx
解凍 tar xvzfp xxxx.tar.gz


ターミナル 実行処理の解除 Ctri + C

2008年9月8日月曜日

IE7で確認ダイアログを出さずに閉じる

IE6 では、

function selfClose(time) {
setTimeout('self.close()',time)
}

body に onload="selfClose(1000)"

で、自動でウィンドウが閉じていたが、IE7 になってから確認の画面が出るようになった。
そこで、

(window.open('','_top').opener=top).close();

に変えたら、自動で閉じるようになった。IE6 でも問題ない。

2008年9月6日土曜日

Flashで動画を再生する方法

1、MPEG2(VOB)ファイルからAVIを作成

MPEG2(VOB)ファイルからAVI、WMV、JPG、BMPを出力するソフト「MPG2JPG」を下記からダウンロードしてインストールする。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se320430.html



2、FLVファイルを作成

Flash 8 Video Encoder でFLVファイルに変換する



3、Flashの作成

参考ページ
http://www.asahi-net.or.jp/~tk3t-ysok/flash/tutorials/as/as20/as20.html

ページが無くなった時のために、コピーしておく。

以下」、参考ページから抜粋。
====================================================================================
メディアコンポーネントには、MediaDisplay、MediaController、MediaPlaybackの三つが用意されている。

MediaDisplay:
単に動画スクリーンが表示されて、動画を再生させる。見る人には停止、再生などの制御は出来ない。とにかくシンプルに動画を見せるときに使う。

MediaController:
MediaDisplayのコントロール部として使う。再生、一時停止、最初に戻る、ボリュームコントロールなどが可。

MediaPlayback:
上記二つを組み合わせたもので、表示部、コントロール部が一体になっている。

Display&Controllerの組み合わせを使うと、それぞれのサイズやデザインをカスタマイズできる。




Mediadisplay&MediaControllerの設定例

(1)幅300pix、高さ260pixの新規ドキュメントを開く
(2)コンポーネントウインドウからMediaDisplayをドラッグし、ステージにドロップする。x=0、y=0に設置
(3)コンポーネントインスペクターウインドウを開き、flvにチェック
(4)URLボックスに、flvファイルのパスとファイル名を入れる
   例では、同じホルダーにflashファイルとflvファイルがあるので、
   単に、punto2.flvと記入
   Automatically Playにチェックを入れる(自動再生)
   Use Preferred Media SizeとRespect Aspect Ratioのチェックをはずす
   (元ファイルに関係なくステージのMediaDisplayのサイズで表示される)
(5)コンポーネントウインドウからMediaControllerをドラッグし、
  MediaDisplayの下部にドロップする
  インスタンス名をcontrolとする(何でも良い)
  プロパティーでcontrollerPolicyをonに設定(見えるようにする)
(6)MediaDisplayを選択し、ビヘイビアウインドウでビヘイビアの追加ボタン(左上の十の字ボタン)をクリックし、「メディア」「コントローラを関連付ける」をクリック、開いたウインドウで、control、相対を選択する



MediaPlaybackの設定例

(1)から(4)までは、DisplayとControllerの組み合わせと全く同じ。ただし、この場合は、Automatically Play(自動再生)のチェックをはずしている

次いで、インスペクターウインドウで、
 Control Placementで、コントローラの位置を決める(例では、bottom)
 Control Visibilityで、コントローラを見えるようにするか(on)、
 マウスがのったときに表示するか(auto)、
 表示しないか(off)を決める。
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